スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

旅行記23 Béreche et Fils

さぁ!
シャンパーニュ地方を車でドライブです

Reimsの街を抜け県道D9を南下してLudesを目指します

その名前が示すとおりなだらかな平原に植わっているのは・・・小麦かな?
そしてブドウ畑っぽいのもそこここにあります

しかし
制限速度が高い
・・・なにしろ一般道で時速90km、Autorouteと呼ばれる高速道路網に至っては時速130km!
あと
信号が少なくてロータリーが多いのが特徴でしょうか
理に適っているようですが、慣れないとクルクルと二週周ったりします
・・・ロータリーの分岐の表示にグランクリュの名称とかあって大層盛り上がります

時間に余裕を見て出発した事と
D9沿いにあったので直ぐに発見できたので
予定よりも20分ほど早く到着

来たぜ!
DSC00603.jpg
・入り口
入って直ぐ試飲ルームでした

Béreche et Fils
Le Craon de Ludes BP18 51500 Ludes

あまりダラダラと記事を長く書いても読んでもらえない危険性もあるのですが
現地で知りえた情報を出来るだけ書きとめておきたいので
長い文章に懲りずにお付き合い下さい

あと、断りもなく専門用語がでてくるかとおもいます
そのうちにシャンパーニュ用語のリンクを作ろうかと考えていますが
とりあえずはインターネット検索でしのいでもらえますでしょうか?お願いします

さて
まだ約束していた時間まで間があったので
畑でも見に行くかなぁ~とか思っていたのですが

庭の犬に吼えられる
・・・若旦那固まる

で、当主のRaphaël氏が気付いてわざわざ出迎えて頂きました
・・・笑顔が素敵な男前です

今回の旅は3名の英語使いと2名のフランス語使いがいてコミュニケーションはスムーズであった
・・・本当に感謝です
しかし
だからこそ、自分の意見を言ったり、それに対する回答については自分の拙い英語能力が本当にもどかしく感じた
・・・あと説明を理解できていないところとか
専門用語は分かるんだけど他がダメダメでは会話として成立しません

綺麗なレセプションルームから
醸造施設の見学が始まります

畑は前日の雨で足元が悪いから見学は無しとの事
・・・残念

ちなみに、持っている畑は9haほどで
ほとんどがLudesにあり、残りはMareuil-le-PortとOrmesにあるとの事
・・・H.Pを見ると他にもあるみたいですね

DSC00608.jpg
・瓶熟中のラック
瓶を保管しているところは地下とかではないのですが
静かでひんやりしていました

DSC00610.jpg
・醸造タンク
一次発酵は65%ほどが琺瑯びきのタンク
・・・Émail(エマィか・・・エマリエと聞こえたんだけど)と呼んでいた
で実施

ステンレスタンク
・・・Inox(イノックス)と呼んでいた
は金属なので電気的にワインに影響を与えるのが好ましくないので使わないらしい

残りの一次発酵は
DSC00613.jpg
・樽
35%ほどが樽発酵

自然酵母を用いて2ヶ月ほど発酵に時間をかけるのだそうだ
何でも、この自然発酵はシャンパーニュ地方全体の5%ぐらいしかやっていないとの事
・・・そんだけ時間と手間を掛けてるんやね

新樽の比率は3%~5%でアリエ産のロングエージングスペシャルバレルを使用
・・・新樽の要素はあまり必要ではないと考えているみたいです
あとはブルゴーニュはシャサーニュモンラシェのクーラン・モレの樽を使っているとの事
さらに
赤ワインであるコトーシャンプノワはD.R.Cの樽を使っているんですと
・・・2009年は500本のスペシャルキュベですって・・・飲んでみたい

MLFはしない

二次発酵には1000ℓに2.4kgの砂糖の割合で追加して5気圧の泡を得る
瓶熟期間は2年から6年程度

Reflet d'Antanについて尋ねると
現在主流のノンヴィンテージシャンパーニュの造り方とは違い
・・・すなわちメインとなるワインに取り置きしていた過去のワイン(リザーブワイン)を足す作り方
アルコール発酵の後に「demi-muids」と呼ばれる伝統的なシャンパーニュ地方の大樽で熟成させる
そして毎年三分の二を瓶詰めして残りに足していく
・・・それが昔の祖先が行っていた方法なのだそうでワインの名称もそれに因んでいるのだそうな
ってな説明なのですが

なんか
ソレラとは呼んで欲しくないらしく、呼ぶなら「perpetual reserve」かな・・・だそうです

方式としてはクリアデラ群のないソレラシステムと呼んでも良いと思ったのですが
結構な勢いでソレラと呼ばれるのは心外っぽかったので、あまり深く切り込めませんでした

移動の途中で外を見ると
DSC00614.jpg
・新しいセラーを建設中

DSC00616.jpg
・上級キュベは王冠ではなくコルク栓使用

DSC00617.jpg
・瓶の中は

コレだとわかりにくいので
DSC00618.jpg
・ロゼで見せてくれる
結構な澱でモヤモヤしてますな

DSC00619.jpg
・動瓶機

DSC00620.jpg
・ピューピトル
動瓶はどちらで行っても差はないとのことでした

ドザージュの糖分について質問すると
・・・これは今回想定していた質問の内の一つで全ての造り手で確認しました
古いワインにサトウキビ糖を混ぜて使っているらしく
MCRはベタ甘いので使わないのだそうです
・・・MCRはあまりにも専門的すぎるようなので少し解説
moût de raisin concentrés rectifiéesの略語でMCR
アルコール発酵前のブドウ果汁の水分を抜いて糖分を凝縮させたものです

さて
一通りの説明が終わると試飲です

試飲よりも話を聞くことに注力していたので
コメントは簡単ですがご容赦くださいませ
DSC00621.jpg
・Coteaux Champenois 2009
OrmesのP.N 50%とP.M 50%

噂のコトーシャンプノワですが、残念ながら試飲は出来ませんでした

DSC00631.jpg
・le Cran 2004 Brut Nature
Ch 55%
P.N 35%
P.M 10%
Dosage 0g/l

生産量2800本のこれも試飲できず

DSC00624.jpg
・口直し
味のないビスキュイでした

DSC00635.jpg
・Brut Réserve
Ch 33%
P.N 33%
P.M 33%
Dosage 8g/l・・・って裏ラベルの記述とちがうなぁ聞き間違えたか?

2008年のワインをベースにリザーブワインを30%ブレンド
・・・日本で昨年の12月に飲んだのと同じ物だと思われる

赤い色合を感じさせる液体

DSC00636.jpg
・裏ラベル
泡のクリーミィさに驚く
デリケートでフレッシュ
酸が瑞々しくエレガント

DSC00626.jpg
・Extra Brut Réserve

DSC00627.jpg
・裏ラベル
エクストラブリュの記述だがドザージュは0g/lとの事でした
でも
香ばしいフレッシュさの奥底にドライフルーツのような甘さがあります
酸があって香ばしさもありミネラル感も素晴らしい

Brut Réserveよりも一年長く瓶熟させているらしい

DSC00622.jpg
・les Beaux Regards Brut Nature
Ch 100%

昨日抜栓したとのこと

酸の強さが印象的で全体のイメージは若く柑橘系でした

DSC00628.jpg
・Brut Rosé
どうもラベル貼るの失敗したらしい

DSC00629.jpg
・裏ラベル

ロゼは二種類造るのは何故か聞いてみると
Instant Rose No1は一度試しに造ってみただけ・・・なんだそうな
ほっほぅなるほど

チェリーっぽい香り

DSC00630.jpg
・Millesime 2004
P.N 40%
P.M 40%
Ch 20%

やや落ち着いた感じはリンゴっぽいかな
ただこれもフレッシュなのよね

DSC00633.jpg
・Reflet d'Antan
Ch 33%
P.N 33%
P.M 33%
Dosage 5-6g/l

DSC00634.jpg
・裏ラベル

樽由来のヴァニーユさはいつも通りなんですが
物凄くフレッシュで印象はなんと白桃です!

すげー
これは今まで飲んできたルフレダンタンと全く違う!

あとピノムニエ100%のシャンパーニュについて聞いてみたところ

・Rive Gauche
P.M 100%
Dosage 4g/l

ピノムニエのための畑の樹齢40年を超える樹から造ったんだそうで
すでに手元に24本しかない残っていないんだそうな

勿論試飲はなし

DSC00637.jpg
・飾り物

DSC00638.jpg
・飾り物

DSC00641.jpg
・飾り物
ミュズレとワイヤーを押し固めたオブジェ?

何件かの造り手で見かけたのだが流行っているのだろうか?

DSC00640.jpg
・記念ボトル?
誕生日ボトルかと思ったのだが洗礼を受けた日の記念ボトルなんだそうな

丁寧で熱心な説明をしてくれる当主はまだ30才手前の若さなのだが
しっかりした視線でシャンパーニュを造っています

まだ最初の一軒目でしたが色々と話が聞けて本当に良かったです
おおきに!!!

さて
午後の二軒目の前にRaphaël氏に教えてもらった店でランチです
スポンサーサイト

テーマ : シャンパーニュ
ジャンル : グルメ

コメントの投稿

非公開コメント

こんにちは!

おぉ、行かれたのですね♪
裏山C~^^

hirozeauxさんコメントおおきにです

E~でしょ!

でも、まだまだこれからなのですよ
プロフィール

doniek

Author:doniek
ようこそ!
めくるめく泡の世界へ

ベアレン醸造所

ドイツなビールです

クリックするとランクが上ります
にほんブログ村 酒ブログ ワインへ

FC2のランキングも追加しました


blogramは成分分析してくれるみたいです
blogram投票ボタン

ご協力のお願い

FC2カウンター
CalendArchive
最近の記事
最近のコメント
Lc.ツリーカテゴリー
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。