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旅行記30 Agrapart & Fils

二日目の午後は少し足を延ばして遠方まで

ReimsからおなじみのD9を南下

流石に車窓からの撮影はWX7を持ってしても難しいようで
何とか写っていたのは数えるほどしかなかった
DSC00754_20110727091647.jpg
・希少な一枚はCramant
こんもりとした丘はそれほど高さはないのですが
地名どおりの平原・・・シャンパーニュ・・・では目立ってました
この辺りはブドウ畑がなだらかに展開する

右にクラマンの丘を眺めながら更に南下する

D9からAvenue Jean Jaurèsに入って鉄道線路を越えて

DSC00755_20110727091646.jpg
・ここも直ぐに見つかりました

Agrapart & Fils
57 Avenue Jean Jaurès 51190 Avize
H.P
DSC00756_20110727091646.jpg
・感無量です
2年ほど前のメーカーズディナーでお会いした
いや、それ以前からここのシャンパーニュは気に入ってかなりの本数を飲んでいる
なので
是非にでも来てみたかったのです

まだ、約束の時間前だがお約束?犬に吼えられる

DSC00758_20110727091646.jpg
・お出迎え
そして固まる人約一名・・・犬苦手なのね
えーと誰子ちゃんだっけ?名前失念
毛がもっふもふ

さて
当主のPascal Agrapartさんは忙しいようで
奥様のNathalieさんの案内で見学開始
今回も畑の見学はなし
・・・残念

10haの畑を所有していて
・・・数々の書籍には9.6haとあるけどH.Pでは9.75ha・・・畑増えてますね
80%がGrand Cru
・・・Avize, Cramant, Oiry, Oger
20%がPremier Cru
・・・Avenay-Val-d'Or, Bergeres les Vertus, Mardeuil

DSC00759_20110727091645.jpg
・圧搾機
伝統的な垂直圧搾機です

4000kgのブドウを3~4時間かけて圧搾
Cuvéeと呼ばれる一番搾りのブドウ果汁はヴィンテージに使用する
デブルバージュ(果汁の清澄)は10時間かける

DSC00760.jpg
・圧搾機の横

DSC00762_20110727103103.jpg
・ブドウ果汁を貯める槽

DSC00763_20110727103103.jpg
・ブドウ果汁を移送するホース

DSC00764.jpg
・小さい圧搾機もありました

DSC00765_20110727103103.jpg
・ステンレスタンク

アルコール発酵はステンレスタンクと琺瑯びきのタンクと樽にて行い
・・・Vénus, Avizoiseは100%樽発酵
・・・Minéralは50%樽発酵
樽はロワールで使用済みの樽を使っている

発酵期間は一ヶ月で天然酵母を使用する

セラーは3箇所に分散していて、30~40万本のストックがある

DSC00766_20110727103102.jpg
・新しい醸造設備

DSC00767_20110727104113.jpg
・見た感じ新しそうな樽

DSC00768.jpg
・天井
まだ建設途中っぽかったです

お次はセラー
DSC00769_20110727104113.jpg
・瓶熟中
びっしりと並んでいて圧巻でした

DSC00770_20110727104112.jpg
・王冠
Vénus, Avizoiseはコルク栓で熟成
その他は王冠を使用
将来的にはMinéralもコルク栓に変更したいとか

DSC00773.jpg
・そこここに書いてある情報

DSC00774_20110727110042.jpg
・Rosé
les Demoisellesと言う名前のロゼをVrankenも造っているので単なるRoséに名称変更した
しかも!
赤ワインを他所から購入するのがイヤみたいでそのRoséも今後生産しないのだそうな

えー
結構お気に入りだったのになぁ

DSC00776_20110727110041.jpg
・上級キュベ達

2010年の生産本数は
Vénusが2000本でAvizoiseでも4000本

DSC00780_20110727110040.jpg
・Minéralは上級キュベではないのかなぁ

DSC00777_20110727110041.jpg
・Minéralのミュズレ
2004年から順次ラベルとミュズレが変更になっています
・・・これが丁度過渡期で金色のミュズレで青いワイヤーから青いミュズレに変わった

そんな話で新しいラベルに変わりましたねてな話になり
その新しいラベルの評価が気になるNathalieさん
シックになりましたねと言うと嬉しそうであった
・・・実は昔のキュベごとに色が違う方が好きなのですが、それ以上は言えねぃや

DSC00778.jpg
・ピューピトル
Rumuageは全て手動

祖父のPierreが毎日セラーを廻って瓶を一本一本回していくんだそうな
セラーで実際に会ったのですがお元気そうなおじいちゃんでした
かなり高齢よね?

DSC00781_20110727110040.jpg
・王冠の色は年毎に変えているんだそうな

DSC00783_20110727111530.jpg
・Race us?
何?
どういう意味?
もしかしてこれは新しいアイテムですか?
・・・実はここが古代品種を混植で栽培を始めたのは知っていたので、それについては後に聞こうと思っていたのだが

こ、これはもしかして!

そう
この Racenus は
・・・nはPascalがイタズラで消したらしい
名前の由来はラテン語でブドウの意味
Pinot Noir, Pinot Meunier, Chardonnay, Arbanne, Petit Meslier, Pinot Blancから造るシャンパーニュ
だそうな

何と、既に瓶詰めされているとは!

2008年から造りはじめて600本ほどの生産量
2010年の生産本数は僅かに519本
将来的には2000本くらいまで増やしたいとの事

おー
これは是非に飲んでみたい!
・・・しかしこの本数の少なさでは無理かな?

さて
恒例の質問
MLFはする
Dosageはサトウキビ糖を使用しているとの事でした

DSC00785_20110727111530.jpg
・出荷ライン
ここはものすごく自動化されていた

忙しそうなPascal待ちで試飲ルームへ
DSC00788_20110727111529.jpg
・Saint-Vincent?
いやPierre Perignonだっけ?

DSC00790_20110727111529.jpg
・時計
これエエなぁ

DSC00792.jpg
・Vénus
上級キュベの名前はこの白馬に由来しています

耕作に活躍していたらしいが惜しくも2年前に他界
今は他所からの馬が代わりに耕作している

DSC00793.jpg
・ビオディナミ?っぽいカレンダー
星座ねえ

DSC00794_20110727113759.jpg
・試飲を待つグラス

やっとの事で手が空いたPascalさん登場
・・・やや表情がかたい
DSC00805_20110727113759.jpg
・さて

DSC00809_20110727113758.jpg
・試飲開始

・7 Crus Brut Blanc de Blancs
Ch 100%
Dosage 7g/l
Degorgeは一ヶ月前ぐらい

2008年と2007年のブドウ果汁で
80%Cuvée(一番搾りのブドウ果汁)と20%Taille(二番搾りのブドウ果汁)を使用

今まで飲んだ中でもフレッシュさが際立つ
若いシャルドネの特徴の柑橘系

・Terroirs Extra Brut Blanc de Blancs Grand Cru
Ch 100%
Dosage 5g/l
Degorgeは一ヶ月前ぐらい

2007年50%と2006年50%
所有している4つのグランクリュ(Avize, Cramant, Oiry, Oger)の樹齢20~40年のブドウの樹から

7Cruに比べて
青リンゴ系でクリアな感じ

・Minéral 2004 Extra Brut Blanc de Blancs Grand Cru
Ch 100%
Dosage 4g/l
ステンレスタンクで発酵させたAvizeを50%と樽発酵させたCramantを50%
ブドウの樹齢は50年

今年の九月に2005年がリリース予定との事

日本で繰り返し飲んだものと明らかに違う
線の細い華奢な感じは変わらないものの全体的にバランスが取れている
何よりも名前にあるミネラルがより良い

・Avizoise 2004 Extra Brut Blanc de Blancs Grand Cru
Ch 100%
Dosage 4g/l
Avizeの粘土質の畑のブドウを樽発酵したもの

これの2004年は初めて飲みます
ヴァニーユでナッティさもあり
樽発酵100%って違うんやなぁと思わせます
余韻も深く長い

そして
・Vénus 2004 Brut Nature Blanc de Blancs Grand Cru
Ch 100%
Non Dose
Avizeのla Fosseのパーセルからのブドウを樽発酵したもの
樹齢は50年で畑の上部が石灰質で下部が粘土質

これは試飲なし

その代わりに

ここでおもむろに試飲ルームのかたわらで倒立していた瓶を持って外に出て行く
Degorge.gif
・Dégorgement à la volée
WX7の連写機能を使ってみました

庭でまどろんでいた犬が驚くのが愛らしい

そのアイテムは何と!
・Racenus
Chardonnay
Pinot Noir
Pinot Meunier
Arbanne
Petit Meslier
Pinot Blanc

la Fosseの畑のブドウ使用
・・・ってVénusと同じなのか

異質な香りは古代品種か混じっているからか?
はたまた、デゴルジュしたてなのが原因なのか?
その判断は難しいのだが

やや還元っぽい香りに青い草や甘草
樽由来のヴァニラやキャラメルっぽさもあり複雑
酸の強さはあまりなくてふんわりした印象
勿論の事Non Doseですがリリースする際もNon Doseの予定なのだそうな

品種の特質について聞いてみると
Pinot Blancが果実味をもたらし
ArbanneとPetit Meslierは酸味をもたらす

まさか、この希少なものを飲めると思っていなかったので感激です

二年前の来日の話をしてみると
日本では多くの場所で人と出合ったので場所は忘れたけど顔は覚えているよ・・・との事
至極恐悦にございます

和やかな雰囲気の中
古いヴィンテージを飲んでみる?ってPascalさんの問いに
それまであまり話さずに試飲していた澱部長の即答に皆驚かされる
・・・いや、吃驚するほど早くて良いお返事でした

そしてセラーからPascalさんが持って帰ってきたものは
・・・何年だと思う?
おーブラインドですか?
ではでは

!素晴らしい
モカさらにカフェっぽさカラメル熟成したブルゴーニュのような芳醇な香り
溶け込んだ細かい泡
ミネラリィさとしっかりしている酸

1982年か?

DSC00807_20110727113759.jpg
・って瓶に81と書いてあった

Minéral 1981 でした
なんとデゴルジュマンは2002年9月

1985年からPascalが継承したのでこれは先代の作品
1981年は夏に雨が多くてブドウは小さかったが質は良かったとのことです

デゴルジュマン後九年を経てこの素晴らしさを一緒に確認しながらも
デゴルジュマンしてリリースしたものは直ぐに飲んで欲しいと最近思うようになったとPascalさん
・・・何かあったのだろうか?

造られてからずっとセラーにいてたので当然と言えば当然ですが
完璧です

DSC00811.jpg
・青空が戻るほどに

おおきに!!!!!!!
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テーマ : シャンパーニュ
ジャンル : グルメ

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非公開コメント

良かったですね。

アグラパール、良かったですね。
最初は、かたかったですけど
後半は和やかで楽しかったですね。
81は凄かったです。

いいなあ....

素晴らしき造り手とその作品達!ですね。
私もその場に居れたら、一生の記念となったことでしょう。
ドニエクさんはこれからも何度も渡シャンパーニュ?されるんでしょ?

板前。さんコメントおおきにです

本当に良かったです
アグラパール

是非、お店にも置いてくださいな

ラブワインさんコメントおおきに

樽生ビールの誘惑に負けて
今までシャンパーニュに行かなかったことが悔やまれます

行けるものならば毎年行きたい勢いです
・・・つーか住みたい!
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