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2012旅行記24 Pierres Péters

最後の訪問地は
Mesnil-sur-Oger

DSC05947.jpg
・Pierre Péters

26 rue des Lombards 51190 Le Mesnil sur Oger
H.P
DSC05948_20120811151829.jpg
・建物

比較的大きそうな感じ

入り口すぐ
DSC05959_20120812121801.jpg
・タンク

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・タンク

かつて使われていた・・・と思しきタンク
それに四季折々のシャンパーニュの絵やらなにやら色々と描かれています

DSC05950_20120811151828.jpg
・Rodolphe Péters
ブドウ栽培者としては七代目
シャンパーニュ製造者としては四代目

自社畑の面積は20ha足らず
Mesnil-sur-Oger
Oger
Avize
Cramant
と名だたる特級畑に
VertusやSezanneにも畑を持っているとの事
パーセルは45

80%を輸出

ドメーヌの方針で一世代一当主

ロドルフォは1993年にエノログのディプロマを取得
既に二十年のキャリア
パッケージなどの仕事をしながらアサンブラージュの作業に携わる
2000年から当主としてシャンパーニュを造り始めた

DSC05951.jpg
・かつてのラベル

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・圧搾に使ってた?

DSC05952_20120811151827.jpg
・Pierre Péters
髪の分け方がすごい少年がその人です
12歳から販売のプロモーションをしていたらしい
造り手としては二代目

彼の息子が三代目Francoisと元大手醸造責任者Jacques

DSC05953_20120812093436.jpg
・レセプションルーム

試飲からです

・Cuvée de Réserve Champagne Blancs de Blancs - Grand Cru
60% 2009年
40% Vin de Reserve
Dosage 6g/l

ドザージュの糖分はサトウキビ糖とテンサイ糖を併用
採用するに当たってはブラインドで飲み比べても区別つかなかったとの事
今は50%づつ使っているらしい
ドザージュに関しては果実味を引き出す、ワインを熟成させるこの二点のために必要
ただし6g/l以上入れるとミネラル感が損なわれる

ヴァンドレゼルヴが重要との事で
静かな環境で寝かせる
1000hlのコンクリートタンクにて1988年からのパーペチュアルな・・・ってどっかで聞いたことありますね
コンクリートでも酸素は通すらしく
コーティングしていないコンクリート
曰く「Brut Béton」にて保存

・Cuvée La Perle Champagne Blancs de Blancs
60% 2009年
40% Vin de Reserve
Dosage 6.5g/l

15%ほどSezanneのブドウを混ぜて造る
Vin de Reserveは特級畑のワインを毎年混ぜている
瓶内二次発酵のTirageを通常の24g/lを19g/lにして
・・・通常六気圧(デゴルジュなどの作業で最終的に5.5気圧になる)だが
・・・このペルルは五気圧に満たないので最終的には4.5気圧弱に収まる
穏やかな泡立ち

昔あったCremant de Champagneを再現したいのだそうな
泡が細かく繊細なので繊細な料理に合うとのこと

・Cuvée EXTRA BRUT Champagne Blancs de Blancs - Grand Cru
2007年
Dosage 2g/l

4パーセルをアサンブラージュして造る
・・・それぞれのパーセルを単一で造る気はないらしい
毎年造るときに味見してドザージュの量は決めているらしく4g/lの年もある

ここで四つの特級畑の特徴を分類
・・・極めて興味深い

Mesnil-sur-Oger
・・・灰色で塩やミネラルや牡蠣の貝殻や石のイメージ

Oger
・・・白で成長する白いお花にリンゴや洋梨に白桃のイメージ

Avize
・・・黄色からオレンジで土壌がリッチだがミネラルは少ない感じグレープフルーツやオレンジのイメージ

Cramant
・・・茶色で若いときにレモンや香辛料やヴァニラで置いておくとシナモンやドライフラワーに紅茶のイメージ

このExtra Brutは灰色や白のイメージとの事

クラマンが茶色ってのがもひとつピンとこないけど、なんか巧い事言わはるなぁ

・Cuvée "Rosé for Albane" Champagne Rosé
60% Ch(Mesnil-sur-Oger)
40% Pinot Meunier(Cumieres)
Dosage 8g/l

2008年主体で12%Vin de Reserve

このロゼは相当苦労して造りあげたみたいで
以下制作秘話っぽく

まずAlbaneは娘さんの名前
これまでシャルドネしか造っていなかったが三年前から造り始めた
ロゼは試行を繰り返していたけど良いものが中々出来なかった
そんなときにとあるヴィニュロンのロゼワイン(ロゼシャンパーニュではない)を飲んで
ポメロー(グレープフルーツに似た柑橘)っぽくてバランスが良かった
早速そのヴィニュロンにブドウを売って欲しいと頼んだが断られる
でも
ロゼを造るのは諦め切れなかったので
CumieresのPinot Meunierからセニエでワインを造ってChardonnayとアサンブラージュして造った

かなり気合が入っていることは文面から汲み取って頂けたであろうか?

そして
・Cuvée Spéciale les Chétillons 2005 Champagne Blancs de Blancs - Grand Cru

クロワッサンに似た形のCote des BlancsでMesnil-sur-Ogerは東に向いている
その村の北側はミネラリィで南側はリッチな傾向

Chétillons自体は13haで南東側にある

初代のCamille Pétersが3ha所持していたが相続により分割された
二代目のPierre Pétersと三代目のFrançois Pétersが買い足して現在2.5ha所持している
パーセルは2パーセル
最初から所持してるパーセルは通称「母のパーセル」で樹齢は47年
ブドウの樹を新植するときはここの樹を使う
セレクションはマサルでクローンセレクシオンは全く同じなのが嫌なんだそうな

1971年が最初のリリースで現行は2005年
・・・この2005年は2006年とどちらを先にリリースするか迷ったらしい
2007年は良い出来で
・・・!おっそれは素晴らしい
2009年は2008年より先にリリースするらしい
・・・そう2008年はさらに良い出来らしい
2003年は造らなかった
・・・ご存知酷暑の難しい年でいつもの収量の20%ぐらいしかなかったから

ちなみに2006年ぐらいからRobert Moncuitがles Chétillonsを造り始めたらしい

前置き長くなりました
この2005年は2月にデゴルジュ
Dosage 4.2g/l~4.7g/l
二から三年後には日本でも販売される見通し

・Cuvée Spéciale les Chétillons 2004 Champagne Blancs de Blancs - Grand Cru
お気に入りの年でブルゴーニュの2010年に近い感じ
酸はやや少ないが味わいが良いとの事
あと収量も多い年だった
Dosage 4.7g/l

・Cuvée Spéciale les Chétillons 2002
ブルゴーーニュの2009年に近い感じ

一年前にデゴルジュしたもので
Dosage 4.2g/l
ドザージュの量は3.8g/lや4.5g/lとリリースする時期によってヴァリエーションがあるらしい

こっちの方が断然素晴らしいと思うのだが
・・・確かに2002年のようなものを毎年造りたいが、でも2004年が好き
ってなんで?

ナッツやハニーなトーンもあるけど
ステンレスタンク100%

そして
・Cuvée Spéciale les Chétillons 1997
Degorge 2005年

父である先代François Pétersの作品

さらに
DSC05954_20120812093436.jpg
・Cuvée Spéciale les Chétillons 1996
クレームブリュレきてますよ!
なのに酸が美しい

素晴らしい

1996年は摘み取りが早い年で糖度も酸度も高かった

成程の良年
そしておいておくべきですねこれは

さらにまさかの
DSC05955_20120812093435.jpg
・Cuvée Spéciale les Chétillons 1986
Degorge 1995年
1996年に結婚したときに飲んだらしい
・・・そんな思い出のボトルを!エエんですかい

本人曰く
出来るならば15年後に売りたいのだけど全部は無理
でも10%ほどコルクで保存して15年後に販売しているとの事
・・・なるほど隊長の持っている1995年もそんな感じなのかな?


DSC05956_20120812093435.jpg
・Millesime 1976
les Chétillonsの1976年は残り4本しかないから
・・・ってそんな申し訳なさそうに言われる事ないですよ

この時はAvizeとCramantは取得前なので
Mesnil-sur-OgerとOgerのアサンブラージュ

M.L.Fに関しては制御して100%実施
酸味よりもミネラルの苦味が重要で
酸味が強過ぎるとミネラルやフルーツを隠してしまうから

DSC05957.jpg
・結構飲みました

試飲と言う名の飲み会の如く
・・・隊長も機嫌よく飲まれてました

この後設備の見学
DSC05958.jpg
・圧搾機
伝統的な垂直式

素晴らしい古酒を頂いたので
熟成に関しての考えを聞いてみると
「好きなだけ置いておいたらよい・・・ただしパンドラの箱みたいなものだから」

やはり置いておくべきであると確信したのです

古いシャンパーニュの試飲は本当に良い経験です
おおきにありがとう!!!!!!!
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テーマ : シャンパーニュ
ジャンル : グルメ

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飲み過ぎました。

熟成したシェティヨン、素晴らしかったですね。
全て飲んでしまい、お代わりまで。
この日は、完全に飲みすぎまして
翌日の地獄がまっていました。
しかし、後悔なしです。

流石隊長!

男前なコメントおおきにです

あまりにも素晴らしすぎるので
飲んじゃいますよねぇ

素敵です。

全て美味しそうです。
繊細なペルルも良さそうですね。

ロゼもシェティオンもまた、のんでみたいなぁとブログを拝見して思いました。(^^)

素晴らしかったです

juniperさんコメントおおきにありがとう

シェティヨンに関しては2000年からしか飲んだことがなかったので
古いものを飲んでみたかったので
本当に素晴らしい体験でした

造っている人に直接会うと
その作品であるシャンパーニュを改めて飲んでみたくなります
・・・それを復習とよんでます
そんな気持ちが伝えることができたようでうれしいです
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