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2014旅行記25 S Is for Salon !!!!!!!

調子よく記事を書いてきたのですが
本題に突入するとともに丁度、家のリフォーム作業が完了
それに伴って引っ越しやらそんなこんなで新たな環境整備を待たねばばらなかったのです

さて
それでは皆さん再び初夏の日差しに満ちたシャンパーニュに舞戻りましょう

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・開かれたる夏への扉

今回は記事を分割するのにもかなり迷いましたが
一訪問を一つの記事にまとめる事としました

かなり長いので読みにくいと思いますが
まぁ興味がない人はどのみち分割しても読み飛ばすだろうと思って
興味のある方のみおつきあいくださいませ
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・雲は多かった
概ね晴れでしたが雲は多かったようです

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・庭に戯れるはディオニュソスか

何度となく通った道ながら抑えきれない気持ちが自動車にも伝わったかの勇み足でやや回り道
それでも約束の時刻よりも早く着いた

ドラモット側に駐車してくれとの事で

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・そうここは

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・Salon

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・三年前に来た時には

この緑色の門は閉ざされていて
門の前で写真撮影するしかなかったのです
憧れのMesnil-sur-Oger屈指の作り手にして唯一無比の孤高の存在

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・フランスとユーロと日本の旗

我々の訪問を歓迎してくれてたのか!

最初は感激したのですが
実のところ
もう一組日本からの大物な訪問客が来られていたからのようでした
そちらはお抱え運転手がSalonの庭に大層な車とともに待機してはりました
・・・某大手のショッピングモールグループでSalonを販売するのか?

まず
最初にDelamotteとSalonの歴史について説明
詳しくはこちら

かの有名なM.Bernard de Nonancourtがさっそうと登場してその生涯にかけて大活躍するのですが
どっちがどっちを買収したのかって表現が違ったところが面白いです
あと
1960年から1988年までSalonを所有していたPernod-Ricard社についての
余所者には意外と冷淡な表現も興味深かったです
・・・実は1982年、1983年、1985年、1988年と拙の軒並み思い入れのあるミレジメはP-R社傘下のものなのですよ
ただ、醸造責任者が変わったぐらいで作りに関しては何も変わりはなくSalonはSalonであるとの事

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・入り口入ってのディスプレイ

歴代のラベルですね
1980年代以前の白地のラベルはほとんど飲んだことないのですが
馴染みの緑色にSのラベルも若干の変遷があるのでした

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・階段にも趣あり

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・掛けられた絵

人の作品にどうこう言うのは野暮で狭量でヤなのですが
例え如何な理由があったとしても
ブドウは

シャルドネ

にするべきだと思う
・・・これはピノグリかね?

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・ピューピトル

守り神の蜘蛛再び?

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・2002年

現行リリースされているのが2002年です
2000年代では最もお気に入りのミレジメの一つ楽しみですな

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・2004年
まだルミアージュ前の平積みフォーメーション

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・ルミアージュ職人参上
拙らが説明を受ける間にみるみる動瓶作業をこなすさ様はまさに職人です

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・プライベートセラーへ

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・趣のある光

一瞬リビングの光源はこのワイヤーで吊るタイプを採用する案が浮上した瞬間でした
・・・しかし、あまりの導入コスト高にフラグは帰国後まもなくへしおれました

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・1976年

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・1971年

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・1969年

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・1966年
ぶれてますね
WX-170の性能はかなり高いので
実際かなり暗いこのプライベートセラーでも
ご覧の明るさの写真をフラッシュを使用しないで撮影できているのですが

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・1979年

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・1964年

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・1961年

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・1959年

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・1955年

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・1951年と1948年

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・1946年と1947年

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・1928年

ご覧の通りの貴重なプライベートストック
めったに開けるような機会はないのでしょうが保存状態は良いらしい
たとえば1943年は泡もしっかりあってキノコのニュアンスのある十分に楽しんで飲める常態だったとの事
・・・そんなの飲めるの!うらやましい

ちなみに逆立ちしているこれらの瓶はドザージュ前の状態で
開ける時にもドザージュはしないとの事でした

更にノンドゼについて掘り下げて聞くと
1997年のSalonはファーストリリース時には通常のドザージュはしたけど
その後に少量リリースした際にはノンドゼで出すってなことを仰ってました
ま、どっちにしてもSalonはSalonだけどね
・・・ってほんまか!
将来的にはラベル表記でノンドゼか否か分かるようにするとかしないとか

ちなみに
大英帝国の某所では2002年のSalonの通常ヴァージョンとノンドゼをグラスで飲み比べられたりするとの事

あとSalonはMagnumまでしか作らないとの事

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・テイスティング

窓の外に広がるのは1haのSalon自社畑
残りの9haはずっと同じ作り手達と契約して毎年買い上げているとの事
ちなみにこの自社畑ですが1998年に改植したとの事です
つまり1999年、2002年、2004年、2006年、2007年には自社畑のブドウは使われていないことになります
2008年から使用しているとの事
その次は2012年までSalonのリリースはなく2012年も量はかなり少ないとの事

さらにSalonとしてリリースしない時はDelamotteに入れるって話は本当で
ミレジメに関して10%までブレンドするとの事
ただし10%なので大した影響は出ないって仰ってましたけど
・・・って一割も入ってるんやね!
残りはN.VやRoseに回されるとの事

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・S is for Salon
グラス欲しい

試飲はそのDelamotteから
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・Delamotte Brut N.V
Ch 55% Avize,Cramant,Oger,Mesnil-sur-Oger
P.N 35% Louvois,Bouzy,Ambonnay,Tour-sur-Marne
P.M 10% 不明確かValle de la Marneって言ってたか
Dosage 6g/L・・・糖分はサトウキビ糖を使用
M.L.Fはする

柑橘系でざっくりクリスピーな軽やかさ
温度が上がるとやや甘さが出てバランスをやや欠くか

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・Delamotte Blanc de Blancs
Ch 100% Avize,Oger,Mesnil-sur-Oger
Dosage 6g/L
M.L.Fはする

燻したナッツにヴァニーユ
ドラモットってこんなにはっきりとしたキャラクターだったか?
久しぶりに飲むのでその出来栄えに少し驚く

しかしながら驚きは続くのでした
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・Delamotte 2004 Blanc de Blancs
Ch 100% Avize,Cramant,Oger,Mesnil-sur-Oger
Dosage 6g/L
M.L.Fはする

先のBdBよりもフレッシュ
ミネラルと酸と果実の絶妙なバランス
青いリンゴっぽさが実に初々しく可憐

ここのミレジメは1999年を四本ほど購入して飲んだけど
・・・2009年から2012年にかけて
蜜っぽい熟成香はするものの左程出来るコだとは思わなかった

Equip若旦那の全員が大いに驚いてドラモットを見直すことになりました
・・・あとMesnil-sur-Ogerの2004年も要チェックです

この2004年は日本への入荷はどうやら少量らしい
インターネットで検索すると8k超えるのは微妙な値段ですなぁ
・・・現地価格は57euroなのでそんなもんか

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・Delamotte Rose
P.N 80%
Ch 20%
Dosage 6g/L
M.L.Fはする

2009年ベースでセニエ方式のロゼ

P.N80%とは思えないシャルドネの良さを感じる
酒躯の豊かさはピノ・ノアール由縁か?

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・裏ラベル

そして
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・Salon 2002
Ch 100% Mesnil-sur-Oger
M.L.Fはしない
Dosage 5g/l

醸造はINOXで樽は使用しない

2002年の特徴は1979年の円やかさと1982年の長い余韻の良いところを兼ね備えているそうな

煎ったアーモンドにミネラル
若干トロピカルなニュアンスさえ感じとれる甘い香りとふくよかさ
思った以上に酸は柔らかい

あの鋼のような酸はどこにいったのでしょうか?
それとも単なる幻想に過ぎないのか

にしても2004年のDelamotteのBdBの方が素晴らしくよく思うのは気のせい?

1990年代以降Salonの味わいが変わったってな話を小耳にはさみますが
なるほど確かに何だかイメージと違いますな
まぁ
おいそれと購入できないアイテムとなったので
検証なんてできませんが

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・裏ラベル

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・SalonはSalonなのか

自社畑
畑の草は刈るけど根は抜かない

空に未確認な発光体が見えますが
Foo-Fighterではありません
古風なガラスに映った室内の明かりです

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・そこかしこにある旧ボトル

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・隣の部屋にあった飾り棚

古くて趣があるのですが
写真を撮る際に自らが映り込んでしまって撮りにくい

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・かつての価格表

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・趣のある冊子

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・M.Salon

人の名前って認識は結構ないように思います

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・旧ラベル

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・歴代のボトル

一本一本確認する時間はなかったけれども
恐らくリリースされている全てのボトルが飾ってあるのだと思う
1920年から販売開始とすると2014年で96年間でたったこんだけのリリースって事ですね

ひょっとして違う意図で並べられていたらすいません勘違いです
でも、普通こんな感じで並べるならば込められているメッセージはリリースこんだけですやと思う

試飲室から廊下へ

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・Maxim

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・Menu

マキシムってすごかったんだろうねぇ

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・廊下から中庭

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・そして入り口は閉じられ

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・旗は垂れる

最後までお付き合いいただきまして
ありがとうございました

長いね?

次は更に思い入れのある作り手なのですが
分割するべきかなぁ

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非公開コメント

読みました!

読み応えたっぷりでした。何度か読み返しましたよ。
しかし、初っ端がサロンとは恐れ入りました。そうそう、以前のご訪問では門だけが映っていましたからね。今回訪問が叶ったというのはすごいし、羨ましいです。
おお、なるほどと思う場面が多過ぎて、どこにコメントするか迷いますねー。ていうか、サロンについてはほとんど縁がなくて何も知らなかったもので・・・。
じゃあ、順不同で。

2004のドラモット、というかメニル。やはり確かなようですね。良い情報ありがとうございます。57で8k超は全然高くないと思います。通常¥200/€と思ってるくらいですから。
それから、2009~2011が造られなかったのが意外でした。少なくとも09と10は良いと思っていたので。造る造らないは経営にインパクトありそうですが、そういう評価なのですね・・・。でも、そう考えるより、それらミレジメのドラモットが狙い目と考えるのが実利がありそうです。でも10%って効くんですかね。
メゾンの至る所が整理整頓清掃清潔躾の5Sが出来ているように見えます。でも蜘蛛が居るのは守り神なんですね。これほんとみたいですよね。ワインに悪影響ありそうな生物を食べたり退治してくれたり。蜘蛛は置いておいた方が良いらしいです。畑も雑草は刈るが根は抜かないというもの王道ですよね。押さえるところはきちっと押さえているんですね。改めて確認・・・。
可動式の白熱灯ですか。良くわからなかったのですが、これまさか電線剥き出しってことですか?でも、さすが雰囲気ありますね。リビングにこれは厳しいかもしれないですが、ワインやワイン庫のある部屋を蛍光灯やLEDじゃなく白熱灯にするのは、波長的に言っても一理ありますよね。
フランス人、特に最近漢字が好きな人多くないですか?というかヨーロッパ全体かもしれませんが。アンリ・ジローにも漢字の掛け軸ありました。だからそこにフォーカスしていて「ピノグリ」には文句言えなかったって感じだったのでしょうね。ここはちょっと笑えました。

いやいや、大変勉強・参考になりました。次の訪問はまた凄い所のですねー。また、心して読ませていただきます(笑)

Pulignyさんコメントおおきにありがとうございます

拙宅のワイン庫の電燈はLEDにしました
波長的に一番適していると判断したのです

漢字は仰る通り人気あるみたいですね
別のメゾンで案内いただいたマダムの名前を片仮名と漢字・・・は当て字ですが・・・を
メモして手渡したらすごく喜んでいただきました

ドラモットのミレジメ
確かに日本での価格は妥当な線だと思います
でも、昔ミレジメですら5kしなかったのを覚えていると
買うのは躊躇してしまいます
まぁそれを言うとSalonも20kしなかったんですがねぇ

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